必ずやっておきたい住所変更
これまで紹介したもの以外に、さまざまな住所変更手続きがあります。
まず必ずやっておきたいのが、郵便局への引越し手続きです。 これは旧住所に届いた郵便物を、新住所へ転送してくれるサービスです。 郵便事務局にある転居届を提出すれば、無効1年間、この転送サービスをしてくれます。 転居届を窓口に提出する場合、身分証明書と旧住所が確認できる書類(免許証も旧住所記載なら可)です。 これをやっておくと、他の住所変更手続きを慌ててやる必要がなくなるので、大変便利です。
次にインターネットプロバイダーへの住所変更ですが、実はインターネットプロバイダーについては住所変更するよりも、新居で新規契約するほうが断然お得なのです。 数万円のキャシュバックがあったり、プロバイダーによっては引越し費用が丸ごと無料になるサービスもあったりするからです。
住所変更方法
次にクレジットカードです。住所変更手続きをしないと明細書が届かなくなることに加えて、不正使用の原因になってしまう可能もあります。
変更方法は各クレジットカード会社によって異なるので、それぞれのカード会社に問い合わせてください。 また、意外と忘れがちなのがペットのワンちゃんの住所変更手続きです。これは現住所での登録抹消と、新住所での新規登録という流れになります。 まず、引っ越し前の各市区町村役所や保健所に印鑑を持参して、廃犬届の手続きを行います。 そして、引っ越し後の30日以内に各市区町村役所や保健所に印鑑、犬鑑札、狂犬病予防注射済証を持参して再登録を行います。
また、奨学金を受けていたり、奨学金返済をしている場合には、各種奨学金団体への住所変更手続きを行う必要があります。 奨学金返済の途中で頻繁に住所変更をして居所がわからなくなってしまい、そのまま返済もしないままでいると、ある時に住所を突き止められて、滞納分も含めてかなりの額を返済しなければならないことがあります。 住所変更をきちんとすることで、返済義務を滞り無く行うことができます。