学校の転校手続き

引越しはスケジュールを組むことが必要

一連の引越し手続きの中で、最も最優先に行うべきなのは、子どもの転校手続きです。
引越し先が決まる前であっても、転居するということが明らかになった時点で、まずは担任の先生に一報を出しましょう。 転校先の学校では、今までの学校で使用してたものが使えなくなることが多いです。

転校に際して必要なものを早めに確認し、新たに必要なものがあったら買っておくことも必要でしょう。
学校で「在学証明書」と「教科用図書給与証明書」を受け取っておきます、また、納入済みの教育費の精算も済ませましょう。 そして、転出先の役所か教育委員会で「転入学通知書」を受け取っておきます。

事前の電話で決めた予約日に転校先の学校に親子で出向いて、転校手続きを済ませましょう。 通学路を学校に確認の上、危険な箇所などを確認しておくとなお良いです。

 

高校の転校はかなり複雑

なお、高校の転校の場合には、事情はさらに複雑です。
転校には「転入考査」という考査を実施する高校が多く、それがいつでもあるというわけではないからです。
転入考査は、本人が新しい高校で授業についていけるかどうかを確かめるために実施されるものですが、もし不合格になったら、行く高校がなくなってしまいます。 

なので、転校先を探す時点から、今自分が通っている高校の担任の先生に相談した上で、相手先の教育委員会と連絡を取り合う必要があります。 そういう事情があるために、良心的な会社ではかなり早くから転勤の意向確認をしていますが、場合によっては問答無用で転勤辞令を出される場合があります。 この場合、高校生の子どもがいた場合には、多くの人が単身赴任を選択します。単身赴任に伴う手当が支給される場合には、そのほうがよいでしょう。 しかし、単身赴任手当も住居手当も支給されないのであれば、高校生の子どもであっても転校を止む無くされる場合もあります。 もし、子どもが卒業間近というのであれば、子どもだけを学生寮に入れて、夫婦が赴任するという方法もあります。

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