車の引越しをどうするか
車の引越しもバイクと同様に、引越先が自走で行ける距離かどうかで対応が異なります。
本州の主要都市には、ほぼ国道が通っていますので、家族全員で交代しながら運転するのであれば、結構な長距離でも自走が可能で、しかも公共交通機関を使うよりも安いでしょう。 しかし、あまりにも遠いと、家族の疲労も増しますし、一人だけで引越しするならば、自走は不可能な場合もあるでしょう。
そうした場合には、専門業者に依頼することになります。 運送料金は、自走可能な車両かどうか（車検切は自走できません）と、車種や排気量、そして運送距離によって決まります。 一例として、北海道から東京まで、レクサスをドアトゥドアで運んだ場合は60000円前後となるようです。
本州内のエリアであれば、高速で行けるところまで行って、基幹都市から少し離れた引越先までは業者に依頼するといった方法も取れますので、その場合、経費の節減になります。 北海道や沖縄は業者にお願いせずに運ぶことは難しいでしょう。
なお、大手の引越し業者では、オプションサービスとして車両やバイクの運搬サービスを行なっている会社もあります。 契約しようと思っている引越し業者が、すでに内定していて、かつそうしたサービスを行なっている場合には、まとめて相談できますし、価格交渉も一緒にできますので、有利なこともあります。 運搬は、完全自走の場合もあれば、一部車両運搬用トラックを使ったり、あまりにも長距離の場合には、拠点まで自走した後フェリーに乗せて、到着地の拠点まで輸送した後で再自走という場合もあります。
どの方法を採用してもよいので、手順については業者にお任せしたほうがよいでしょう。
