バイクの引越しをどうするか
バイクの引越しをどうするかについては、引越先が自走で行ける範囲内かどうかで決まります。
たとえば、東京から横浜へ引越したり、埼玉から千葉に引越したりする場合には、自走で十分行ける距離なので、問題ありません。（原付の場合は別） しかし、東京から大阪、あるいは東京から九州といった具合に極めて遠方である場合はどうでしょう。四輪自動車なら東京大阪間くらいならば、高速を使って家族全員で移動すればよいわけですが、バイクは基本的に一人乗り、せいぜい頑張って二人乗りです。
距離が遠いとかなりしんどい思いをします。 また、北海道への移動のように海を渡らなければならない場合には、フェリーを使うことになって、大変な思いをします。 そこで、そうした場合には専門業者に依頼することになります。専門業者はバイクの構造を知り尽くした専門ドライバーがトラックにバイクを積載し、海を超える場合、または陸路よりも便利な場合には、フェリーを手配して運んでくれます。
バイクの引越しと料金
料金は、バイクの排気量と輸送距離によって決まりますが、一例として札幌から東京まで750CCのバイクを運んだ場合で、料金は3万円～4万円となります。 ただし。ドアトゥドアで運んでもらわなくても良い場合があります。たとえば、北海道から東京へ移動する場合、フェリーが発着する苫小牧までは自走で行って、その後、業者に引き渡して輸送をお願いするという方法を取れば、料金を節約することができます。
３～４万円という出費を高いと思う場合もあるでしょうが、ほんとうに大事なバイクなら、お金をかけても運ぶのが基本ですので、もし「そこまで金をかけて持っていくのはちょっと・・・」と思うのでしたら、それは、運搬するよりもむしろバイクを処分するきっかけと考えたほうがよいです。 バイクは状態によっては、かなりの高値で売れることもありますので、よく自分の心と相談して、引越先でツーリングクラブに入って楽しもうとか、北海道の広大な平原を走りたいとかいう気持ちが起きないのなら、売ることも検討したほうがよいでしょう。
