引越しの荷造りのコツ

引越しの荷造りのコツ

20年ほど前は、引越しをする家は、茶碗の1つから布団に至るまで、すべて家族がやっていたものでした。その時代には今よりも専業主婦が多かったので、細かい作業は妻が、大物の荷造りは夫がという役割分担ができていました。

しかし、共働き家庭が当たり前になって、荷造りに費やせる時間は休日のみとなっている現在、自分できっちり荷造りするには引越し日の相当前から作業を開始しなければなりません。 

そこで、引越業者もこれに対応して、タンスやロッカーの中身はそのままで運んでくれたり、テレビやパソコンなどの配線周りまでオプションでやってくれるようになりました。 とはいっても、やはり細かなものや、あまり見られたくないもの、本やCD、DVDなどのコレクションは自分で梱包しなければなりません。 
これをできるだけ効率的にやる方法を紹介しましょう。

 

引越しの荷造りを効率的に

引越しの荷造りは玄関から一番遠い部屋から、また普段使用しない物から始めるのがよいでしょう。
たとえば卒業アルバムや結婚記念写真、普通のスナップショットのアルバムなど、数が多ければそれなりに場所を取りますが、普段はまず見ないものですから、こういったものから先に詰めていきます。
子どもの教科書とか、テレビやパソコンなど、引越し日ぎりぎりまで使うものは最後で良いでしょう。

詰め終わったダンボールで部屋がどんどん狭くなってしまうので、まず詰め終わったダンボールを置く場所を確保しながら作業を進めます。 ダンボールはできるだけ、引越し業者の手配してくれる新品のダンボールを使いましょう。年配の人はよくスーパーマーケットなどで貰ってこようとしますが、底が弱っていて、途中で破れることがよくあります。

また、軽い物は大きな箱に、重い物は小さな箱に入れるのを基本にしましょう。
重いものを大きな箱に入れてしまうと、たくさんはいるのはよいのですが、底が抜けてしまうことがあります。 

食器は新聞紙などで1枚1枚丁寧にくるみます。食器類のうちお皿は立てて並べていきます。こうすることによって上から加重がかかった場合割れにくくなります。 

衣類は、ロッカーまたは洋ダンスに吊るしてあるものは、そのまま業者の専用BOXで運んでもらえることが多いです。和ダンスの引き出しのものは、なるべく箱詰めしておいたほうがよいです。 また、季節外の衣類はたいてい収納ボックスにしまってあるでしょうから、そのまま引き出しをガムテープ等で固定して、その状態で運んでもらいましょう。 部屋の一面を占めるような大型家具やベッドは、引越し業者に完全にお願いしてしまいましょう。場合によってはオプション料金がかかる場合がありますが、素人には無理な作業なので、プロにお任せするのが良いようです。

 

引越しの荷造りを効率的に

お役所手続きは、転居、転出届の提出です。
これは引越し前後14日以内に行う必要があります。 引越しまでの生活はこれまでどおりやっていけねばなりませんから、おおむね2週間前から不用品の整理、必要品の荷造りを始めていけばよいでしょう。

 

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